ラムサス工法

 

25mm程度のオーバーカットと高濃度泥水の作用で、掘削面のすべてにマッドフィルムを形成させると共に高安定のテールボイドを構成

排土方式は真空吸引式

玉石はチャンバー内において、コーンクラッシャーと外周部駆動のカッターによる破砕型

破砕能力は1軸圧縮強度 350MN/㎡ (RMS-GX タイプ)

機内よりビット交換をし長距離推進が可能


ラムサス 工法システム(Φ700~3000)


ラムサスS 工法システム(Φ250~600)

 

発進・到達立坑が非常に小さい

ラムサス-S工法は、Φ250~500は4分割(最大寸法925mm)・Φ600は3分割(最大1,325mm)でき、呼び径毎に小型発信用ジャッキを装備し、よりコンパクトに作業性の向上を可能にしています。

 

長距離発進が可能

 ラムサス-S工法はバキューム排土方式のため長距離推進を可能にし、そのため立坑数を減らすことで工事全体が経済的になります。また、立坑を立地条件の良い位置に築造できるため周辺環境にも配慮できます。

 

管内測量システムにより高度な曲線施工が可能

ラムサス-S工法では、推進管内に設置した坑内自動測量装置にてワイヤーの長さと角度を測定し、立坑上の制御コンピューターにてリアルタイムに測定し、 掘進位置を把握することが可能になりました。
 このシステムにより地下埋没物の影響を受けることなく、曲線施工を高い精度で実現しました。

 

電磁波測量システムにより高度な曲線施工が可能

 ラムサス-S工法では、掘進機に搭載される液圧センサー及び誘導磁界発生装置により、地中での掘進機の姿勢や、掘進位置を3次元的に把握することを可能にしています。
  ラムサス-S工法では、これらの掘進位置データと、掘進機に装備する2段修正ジャッキを組み合わせることにより、従来小口径推進では困難であった曲線施工を高い精度で実現しています。